【絶対に大損しない!】格安SIMの選び方!事前の必須確認3つ
色んな格安SIMがあり、特徴もそれぞれかなり違いがある
格安SIMには、色々な種類があります。中には通信速度が非常に不安定なものや、通話のかけ放題に対応していないものもあります。自分の使い方に合わない格安SIMを選んでしまうと、後で後悔することになるかもしれないため、格安SIMを選ぶにあたり事前に色々と確認しておくべきです。
前提として、格安SIMをこれから利用する場合の目的は、月額の料金を安くスマホを使うことです。キャリアの場合、毎月7,000円以上の料金が掛かりますが、格安SIMであれば毎月2,000円未満でスマホが利用できます。しかしせっかく安くしたのに、通信が遅すぎて使い物にならない、ネット代は安いけど通話料金が高くて結局毎月結構かかる、というのは避けたいところです。
今回の記事では、失敗しない格安SIMの選び方について、3ステップで解説します。
【事前確認①】現在の毎月のデータ通信使用量
格安SIMを購入する際に月あたりのデータ通信量を最初に選ぶ必要があるため、毎月使用するデータ量を決めておく必要があります。月3GBのプランにするのか、月5GBのプランにするのか等です。
何故、格安SIMを選ぶ前にデータ使用量を考えておいた方が良いのかというと、格安SIMによって低容量のプランを高めに設定していたり、大きい容量のプランが無かったりするからです。
【確認方法】通信量の把握
現在のデータ通信状況について、確認方法が2つあります。
【通信量確認方法】
- ネットで公式サイトから管理画面を開いて確認する方法
- キャリアのアプリで確認する方法
- その他アプリで確認する方法
ネットで確認する方法
my○○○○で確認することが可能です。例えばsoftbankなら、mysoftbankから確認することが可能です。例えば、下の画像②から⑤を引いた数字が、今月の今の時点でのデータ使用料です。
(引用元:ソフトバンク)
キャリアのアプリで確認する方法
各キャリア毎に提供されている次のアプリをインストールします。
- ドコモの場合・・・アプリ「My docomo」
- auの場合・・・アプリ「My au」
- ソフトバンクの場合・・・アプリ「My SoftBankプラス」
これらのアプリなら、過去数か月分にさかのぼって通信料を確認することが可能です。通信料を正確に把握することができます。
その他アプリで確認する方法
おススメは「通信量チェッカー」というアプリです。
「通信量チェッカー」は、毎月使用している通信料を計測してくれるアプリで、iphoneもアンドロイドも使用できます。画面も非常に見やすく使いやすいアプリなので、スマホを買ったらとりあえずインストールするアプリとしておすすめします。
ただ、「通信量チェッカー」はインストール後の通信量をチェックするアプリです。これからすぐにでも格安SIMに乗り換えようと考えている場合、これからの通信量ではなく過去の通信量を見る必要があるので、使えないかもしれません。
このアプリについては、こちらのページで分かりやすく、詳しく書かれています。
データ量を超えて通信すると?
決められたデータ量を超えて通信を行おうとすると、低速データ通信になります。普通は追加で強制的に課金されるようなことはありませんのでご安心ください。
例えば3GBの格安SIMのプランを選んだ場合、3GBまでは高速通信でネットが利用でき、3GBを超えても引き続き低速状態でネットが使えます。ただ、低速状態ではあるため、yahooのトップページを開くだけで10秒以上かかったりするため、非常に使いにくくなってしまいます。
格安SIMの中にはバースト転送モードを標準で使えるものもあります。バースト転送があれば、低速状態でもページを開く都度、一瞬だけ高速状態で利用できます。したがって通信量の少ないページなら、低速状態でも高速状態とほぼ変わらない動きをしてくれます。
バースト転送機能について詳しくはこちら
【事前確認②】現在の毎月の通話時間
格安SIMでもキャリアでも、どこの会社でも携帯電話の通話料金は基本的には20円/30秒です。しかしこの通話料金、安そうに見えて結構高いです。例えば、月に30分電話した場合、料金は1,200円になります。月30分の通話なら、それほど長い通話時間に思えませんが、1,200円の通話料金というのは高く感じてしまいます。
通話を比較的よくする場合、通話料金を抑えるために通話の「かけ放題」プランに加入をする等しておきたいところです。しかし格安SIMの中には「かけ放題」を用意していないものもあり、かけ放題の他にもお得なプランを用意している格安SIMもあります。
通話をよくする場合は通話料金を抑えることのできる格安SIMから検討するべきと考えられるため、今どれくらい通話をしているか、事前に確認する必要があるでしょう。
【確認方法】iphoneの場合
iphoneは設定から、アンドロイドはアプリから確認する方法が最も早いです。「設定⇒モバイルデータ通信⇒通話時間」で調べることができます。
下の画像の中で、通話時間はiphoneを購入してから現在までの通話時間です。月ごとの通話時間ではありません。iphoneを購入した月日から、現在まで何か月あるか、その月数と通話時間で割れば、毎月平均どれくらい通話をしているか確認できます。
なお、購入したのがいつか分からない方は、各キャリアのページで確認することができます。例えば、softbankなら、mysoftbankにログイン⇒割賦契約内容の確認から確認できます。
【確認方法】アンドロイドの場合
通話時間の記録を確認できるアプリを利用すると良いでしょう。おススメは「通話履歴集計」というアプリです。
「通話履歴集計」によって、過去の通話履歴が確認できます。通話時間、通話先、自分と相手のどちらから通話をしたかが、日ごと、月ごとに確認できます。月ごとの集計で、自分からかけた通話の通話時間を合算しましょう。3~5か月くらいの月平均を出せば良いかと思います。
【確認方法】キャリアのページから確認できます
ただし、この方法では事前に申し込みをしていないと、確認することができません。申し込みの手間を考えると、おすすめできる方法ではありません。
<docomoの場合>
My docomoにログイン⇒「料金・通信量などの確認」⇒「通話・通信先の明細を利用する」。通話時間の合計から、月あたりの累計通話時間が出せます。※「Web料金明細サービス」への事前申込みが必要
<auの場合>
auお客様サポートにログイン⇒「料金・ポイントの確認」タブの「通話明細の確認」。3か月分の通話時間等、明細を確認します。※通話明細サービスに事前申込みが必要
<softbankの場合>
My SoftBankにログイン⇒「明細書」の通話料金明細書。通話時間の合計から、月あたりの累計通話時間が出せます。※「通話料明細書(月額200円)」にオプション事前加入が必要
【事前確認③】格安SIMの各社特徴(プラン・通信速度等)
格安SIMは各社毎に特徴が異なります。
キャリアの場合、docomo、au、softbankで3社ともデータ通信速度はどんな時間でも高速(平均20Mbps)、月のデータ通信量は7GB、通話料金が抑えられる点で、共通しています。
格安SIMの場合、データ通信速度・安定性は各社異なり、月のデータ容量もプランによって変わります。通話料金はどこも20円/30秒ですが、かけ放題プランがある格安SIMもあります。
次の3つは特に注意した上で格安SIMを選びましょう。
- データ通信速度
- 通信安定性、月のデータ容量
- 電話オプションの有無
- その他格安SIMの特徴
データ通信速度・安定性
データ通信速度は早ければ良いわけではありません。実際にはネットの通信速度は4Mbps以上出ていれば、ストレスなく使えます。
重要なのは通信速度の安定性です。通信が混雑する時間帯は通信速度が遅くります。ほとんどの格安SIMは昼12時~13時は、通信速度が遅くなります。しかし、その他の時間帯でも通信速度が安定しない格安SIMは選ぶべきではありません。
格安SIMの中でも、mineoやLINEモバイル、楽天モバイルは通信速度が安定しています。
月のデータ容量
通信料は各社大きな違いはありません。およその価格は次のようになります。
- 1GB 1,200円
- 3GB 1,600円
- 5GB 2,000円
ただ、1GB等の低容量プランは格安SIMでも料金に違いがあるため、低い容量を選びたい時は価格に気を付けておいた方が良さそうです。また、10GBや20GB等の大容量プランを用意している格安SIMと用意していない格安SIMがあります。大容量プランを選びたい場合は、大容量プランを用意している格安SIMかどうか事前に確認しておくべきです。
電話オプションの有無
通常の通話料金は20円/30秒です。月に20分以上(800円以上)、通話をする可能性がある方は、かけ放題プランへの加入の検討をしましょう。
かけ放題プランがある格安SIMと無い格安SIMもあり、かけ放題の時間が5分間だったり10分間だったり、格安SIMによって提供されているサービスが違います。通話をよくするなら、10分間のかけ放題プランのある格安SIMの方が使いやすいかもしれません。
また、mineoや楽天モバイルのように、通話料金を半額にするアプリを提供している格安SIMもあります。そのアプリを利用する料金も無料なのに、通話料金が半額になるため、デメリット無しに使えるアプリになります。通話をよくする場合、かけ放題と合わせて通話料半額アプリも考えつつ、どの格安SIMにするか選ぶと良いでしょう。
その他特徴
その他、格安SIMには様々な特徴があります。一部を簡単にご紹介します。
- 従量課金制
- 繰り越し可能
- フリータンク
従量課金制
「エキサイトモバイル」が提供しているサービスです。10GBまでの範囲で、毎月使用したデータ通信量で請求額が決まるプランです。2GBしか使わなければ、2GB分しか請求されません。料金はかなり安い設定になっています。
繰り越し可能
LIBMOやmineo等が提供しているサービスです。
通常、決められた月ごとの通信量の中で、その月に使いきれなかったデータ容量は無くなってしまいます。3GBのデータ容量で、その月は2GBしか使わなかったとしても、残り1GBはそのまま消えてしまいます。
しかし、繰り越し可能な場合、使いきれなかったデータ容量を翌月に限って繰り越しができます。
フリータンク
mineoが提供しているサービスです。
フリータンクは、利用者が毎月の通信量の中で使用しない分をフリータンクにあげたり、足りなくなった分を毎月1GBまでフリータンクからもらったりすることができるサービスです。
まとめ
まずは自分が普段使っているデータ通信量、通話量を知り、格安SIMの特徴を知っていくことで、自分に合った格安SIMを選ぶことができます。後悔しないで格安SIMをつかい続けていくために、これらの事前準備は欠かせません。失敗しない格安SIMの選び方を理解し、スマホの料金を大幅に節約しましょう!
スマホを安くするなら格安SIM。格安SIMの中でも顧客総合満足度第一位のmineoは特にお勧めです。通信速度も比較的安定しており、通話料金を安くするオプションが充実しているので、通話をよくする人でも安心して使えます。