【何故月5千円も安い?】格安SIMが安い3つの理由
安いからといって直ちに品質が悪いわけでは無い(「安い」≠「品質が悪い」)
安ければその商品の品質が絶対に悪い商品であるかというと、必ずしもそうではありません。
例えばユニクロやGUはアパレル業界の商品として、安くても品質は決して悪くないと思います。ユニクロ・GUは企画から製造、販売まですべて自社で行っています。途中でマージンの発生がありません。人件費が安く抑えられている国外で生産していることも安さの理由です。
格安SIMは非常に安いです。しかし、安いからといって、怪しくも使いにくいものでもありません。安心して格安SIMを選んでいけるように、格安SIMの安さの理由を理解しましょう!
この記事では格安SIMの安さの理由について解説します。
目次
格安SIMが安い3つの理由
格安SIMが安いのは3つの理由があります。
- 回線基地局を持っていない
- 実店舗を持たない
- 広告費にお金をかけていない
【安い理由①】回線の基地局の維持費がかからない
格安SIMは自分たちの基地局を持っておりません。格安SIMを使って通信をしているのは、実はキャリアの基地局と通信をしています。格安SIMは、キャリアが持っている基地局の電波を借りているのです。例えばmineoはauとdocomoから電波を借りています。そのためmineoでは、auの基地局からの電波とdocomoからの基地局の電波を使うことが出来ます。
一方でdocomoやauなどのキャリアの場合、それぞれインターネットの電波を出す基地局を所有しています。この基地局には建設費用・維持費用の膨大なコストがかかってしまいます。
【安い理由②】実店舗の人件費に経費がかかっていない
格安SIMにはキャリアのように実店舗が全国各地にありません。基本的には格安SIMはネットで買い、後日自宅に届いたSIMカードを持っているスマホに入れて使うものです。格安SIMはネットの注文で用意するものです。
auやdocomoのように全国各地に実店舗を構えていると、その分人件費や必要な経費がかかります。実店舗があればユーザーはスマホを購入しやすいのですが、実店舗にかかるコストは決して少なくありません。
【安い理由③】広告費に経費をかけていない
auやdocomo等のキャリアはテレビCM等、多額のコストをかけて広告を出しています。au、docomo、softbankの3社の中で、顧客獲得の為に宣伝は重要と考えられます。一方で格安SIMは広告はあまり出していません。
今後、格安SIMも浸透し、色々な媒体で広告を出してくるかもしれません。ただ、今のところ格安SIMは広告にはあまり力を入れておりません。その分安く提供されていると考えられます。
安い格安SIMのデメリットは?
格安SIMが安い理由が分かりました。安い分、何かデメリットはあるのでしょうか。
1つ確実にあるデメリットがあります。【安い理由①】の通り、格安SIMはキャリアから電波を借りています。無制限に借りているわけでは無く、一定の範囲内でキャリアから電波を借りています。その為、キャリアよりも通信の混雑は起きやすくなり、通信混雑時には通信速度が遅くなります。端的にいえば、格安SIMはキャリアよりネットが遅いです。
格安SIMは色々な種類があり、通信混雑が起きやすいものと、安定している格安SIMがあります。mineoやUQ-mobileは通信が安定している格安SIMです。
まとめ
格安SIMが安いことには3つの理由がありました。
キャリアであれば膨大な経費がかかる基地局維持費、店舗維持費・人件費、広告費に大きく経費をかけていないことが大きな理由です。しかしながら、これらに経費をかけていないことは世間への認知度が低くなり、また消費者の不安感につながる要因になってしまっていると思います。
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