【mineoバースト機能】mineoは低速状態でも早い?
バースト転送機能は格安SIM特有のサービスだが、一部の格安SIMしか対応していない
mineoにはバースト転送機能があります。バースト転送機能は格安SIM特有のサービスで、非常に素晴らしいサービスなのですが、実はバースト転送機能のサービスを提供している格安SIMはまだ少ないのです。
バースト転送機能とは、低速時でも一瞬だけ高速通信とおなじ通信速度になる機能です。低速時の通信速度は200kbpsで、ネットを閲覧するだけでもかなりの時間がかかってしまいます。バースト転送機能があれば、各通信処理の通信開始のタイミングで、数秒間高速通信と同じ通信速度になります。低速時、数秒かかってしまうネット閲覧でも、バースト転送機能で一瞬で表示されます。
mineoにはバースト転送機能があるため、パケットを使い果たして低速状態になってしまっても、mineoスイッチで手動で低速状態にしても、大きな読み込みをしない操作なら高速状態の時とほとんど変わらない動作で動いてくれます。
今回はmineoのバースト転送機能について解説していきます。
目次
【低速状態とは】要因と通信速度について
バースト転送機能は、通信の都度、低速時に一瞬だけ高速になるサービスです。バースト転送機能を解説する前に、まずは「低速状態」について解説します。
【低速状態とは】mineoで低速状態になる2つの要因
mineoで低速状態になってしまうのは、1か月間の「基本データ容量」を使い切ってしまった場合、または手動で低速状態に切り替えた(mineoスイッチをON)場合です。
- 基本データ容量を使い切ったとき
- 手動で低速状態にしたとき
【低速状態の要因①】基本データ容量を使い切ったとき
※ H30.9.4からmineoはsoftbank回線に対応開始!
格安SIMには高速通信ができるパケットが決められています。高速通信ができるパケットの限界を超えてしまうと、その月の残りは低速状態になってしまいます。
mineoにも高速通信のできるパケット量が決められており、そのパケット容量をmineoでは「基本データ容量」や「コース」と呼ばれています。自分の高速通信のできるパケット数を決めるのに、「基本データ容量」を自分で決める必要があるのですが、パケット量が多いほど月額料金が高くなり、パケット量が少ないほど月額料金が安いです。mineoでも他格安SIMと同様、「基本データ容量」を超えて通信をしてしまうと、低速状態になってしまいます。
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【低速状態の要因②】手動で低速状態に切り替えたとき
mineoにはmineoスイッチというサービスがあり、mineoスイッチを利用すると低速状態になる代わりにパケットを消費しない状態にすることが出来ます。mineoスイッチはmineoの公式HPのマイページからON・OFFの切り替えができます。また、公式アプリ「mineoスイッチ」からでもmineoスイッチのON・OFFの切り替えができます。
mineoスイッチをONにして低速状態になると、通信速度が極端に遅くなりますが、mineoにはバースト転送機能があるため、読み込みをそれほどしない操作ならmineoスイッチをONにしても高速状態と変わらない挙動をしてくれます。
mineoスイッチについて詳しくはこちら
【低速状態とは】通信速度について
mineoの低速状態時の通信速度は200kbpsです。200kbpsとはどれくらいの通信速度かというと、1秒間に25kbしかダウンロードできない、という通信速度です。(25kb/s)例えばyahooのトップページは200kbほどです。1秒当たり25kbの通信速度なので、200kbpsの通信速度であれば、単純計算でyahooのトップページを開くのに8秒かかる計算になります。
【バースト転送機能】バースト転送機能とは
バースト転送機能は、低速時(200kbps)に各通信処理の通信開始ごとに、一瞬だけ通信速度を高速状態と同じ速度で処理してくれるmineoのサービスです。低速状態であっても通信量が軽ければ、体感的に高速状態とあまり変わらない感じで使えます。
【バースト転送機能】低速状態でも問題なく使えるアプリ
バースト転送機能によって、通信の都度一瞬だけ高速状態になるため、読み込みがほとんど必要のない動作であれば、mineoなら低速状態でも高速状態と変わらない挙動をしてくれます。
アプリ毎に挙げてしまうと少し誤解を生みそうですが、バースト転送機能の効果をイメージで理解できるよう、低速状態でも問題なく使っていけるアプリの一例を箇条書きで示します。
- ネット閲覧
- LINE
【バースト転送機能】低速状態だと使いにくいアプリ
バースト転送機能は一瞬高速になるだけですので、長く読み込みが必要な時にはあまり活躍してくれません。地図アプリや動画アプリ等は読み込みに時間がかかってしまい、バースト転送機能があっても低速状態では使いにくいです。
【低速状態では使いにくい】
- 動画
- 地図アプリ
- 通信量の大きいゲームアプリ
まとめ
mineoのバースト転送機能について解説しました。mineoにはバースト転送機能があるため、低速状態になっても、ネット閲覧やLINE等は、普通に使えてしまいます。
mineoで低速状態になるのは、パケットを使い過ぎてしまった場合か、mineoスイッチで手動で切り替えた場合です。バースト転送機能があるため、低速状態でもある程度はスマホは使えます。mineoスイッチで手動で低速状態にすることでパケットの節約をすることができるので、活用していきましょう。
mineoは顧客総合満足度第一位の格安SIMで、格安SIMを初めて使う人に特にお勧めできる格安SIMです。最低利用期間が無く、サポートに手厚いと言われている為です。スマホを安くしたいならmineoがオススメです。
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